2009年2月12日木曜日

ペアプロ・ザ・ウェブ

小野さんという方のペアプログラミングについてのブログを拝見しました。

たしかに。実際、なぜこのペアプロにたどり着いたかと言えば、RoRで動的にテーブルを作るにはどうしたらいいか、つまり、MySQL AdministratorみたいなGUIアプリケーションのWebバージョンを(RoR)で作るにはどうしたらいいか、を漁っていて、でした。どこからともなくhttp://www.mamezou.net/mamenight/documents/mamenight024/mame_rails_xpjug.pdfというデータに行き着き、そのスライドにあったXPJUGをググって、やっぱりエクストリーム系か、と思ったところでペアプロが頭に浮かんで、ウェブ上でペアプロってどうなんてるんだろう?ということで目にしたわけです。

特にプレッシャーを利用するという点、非常に分かる気がします。なので勢いペアプログラミングしたくなりましたが、今思い出しましたが、実は過去に何度となくペアプログラミングってしてきてるんですよね。もちろん「ペアプロやりまーす」と宣言してやるわけではなく、極自然に。制御系って実機がないとデバッグできなかったりするわけですが、私はICEを使えない環境でROM焼きした経験からか、まず机上で解決しようとするわけです。逆にとりあえずステップ実行して、わけもわからずprint文を入れたら動きました、というのはなかなか受け入れられないわけです(気持ちはわかりますよ)。そんなとき、岡目八目がよく効きます。でもこれは立場の強さ(私が上)というプレッシャーも重要で、さもなくば相手の目を誤摩化して、その場をやり過ごそうとしたりするから困ったものです。XP流のペアプロの場合、二人の力関係と誠実さの問題をどう解決しているでしょうか。

それと、見られたい願望についてですが、私のように願望がマイナスなプログラミングが嫌いな人間には、どう作用するのでしょうか。しかもアジャイルが大の苦手ときている私には。。

実際これだけオープンソース全盛の時代にあっても、自分に直接関係ないコードを見たい人っていうのは、どれだけいるのかという問題もあります。有名なオープンソース(例えばLAMP)ならいざ知らず、私の書いたどうってことないプログラムに、誰も関心は持たないでしょう。

考えていてもしょうがないので、ウェブでやるなら、リアルタイムとそうじゃないのと2通りあると思うのですが、特にリアルタイムじゃないほうが面白そう。これはペアプロとは呼べないかもしれませんが、ウェブならではの面白さが隠れてそうな気がします。そのための積極的なツールは見当たらないので、レイヤをサポートしたコードビューに、コードそのものと、コードに対するコメントやこうした方がいいんじゃない?コードを書けたり、逆に誰かに書いてほしいコードに関する説明を先に書いておけるとか、そういうペアというよりいわゆるコラボなツール。Project Kenaiのような新しめのコードホストにぜひ取り入れてほしいです。

まあ...自分でやりますか。

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