2009年2月24日火曜日

ページコメントパーツ

このエントリはフィクションです。

ページに間違いを見つけたら、ウェブマスターにメールする、というのはいささか面倒です。そこでそれを伝えるためのページコメントパーツを使って、具体的なページ要素に簡単にコメントできるようにしましょう。

例えばいつも大変お世話になっているja.netbeans.org。最近(だと思うのですが)言語選択バーが出来てますます便利になりましたが、それもこれも翻訳されたページがあればこそ、なのは言うまでもありません。本当に感謝しています。

ただ、もちろん、中にはリンクが違ってたりすることがあったりするわけです。そんなときはメーリングリストにポストすると、嫌な顔一つせず、逆に教えてくれてありがとうございますと言ってくださいます。しかし、かといって、非常にささいなことをメーリングリストにポストするのは、何だかとっても躊躇われるのです。

そこで、本当は勝手にWikiみたいに修正できるのが良いのかもしれませんが、なかなかそうも行かない場合があるでしょう。そんなとき、修正イメージをどこかに書き込めて、それをウェブマスターが見ることができたら、随分手間が省けるし、ちょっとしたことですけど、助けにもなるじゃないですか。

ページコメントパーツは、主にページの明らかなる間違いをウェブマスターに知らせるためのツールです。コメント情報はページコメントサーバに置かれるので、評価されるウェブサイト側は何も用意する必要がありません。パーツスニペットを貼るだけです。

ページコメントサーバはデフォルトではコメントしようとしたときに初めて、修正用のJavaScriptを送信します。設定により、常に現在の修正通知を公開することもできますが、スパム等を考えるとお薦めできません。もちろん、修正通知できるのは登録ユーザに限定することができますが、それも完全ではありません。登録したての悪しきユーザがアカウント停止まで不当な情報を書きなぐる可能性があります。この辺は通常のブログのコメントと同じような扱いになっています。

ページコメントパーツは、ページ内のDOMを解析し、どの要素にコメントを付けるか、選択できるようにします。また、単にコメントを送る以外に正誤表ツールがあります。例えばリンクエラーを見つけて、しかも正しいリンク先もわかる場合は、現在のリンク:http://hoge.page.com/goodpage/now/、正しいリンク:http://hoge.page.com/goodpage/new/ のようにできます。これにより、より簡潔に間違いを通知することができるわけです。また、静的なHMTLページの場合に限りますが、自動的に修正したファイルを出力することもできます。通知内容はAtomフィードで受け取ることも可能です。尚、動的なページや、ページの更新と重なった場合など、通知されたコメントの場所が見つけられない場合があります。

バージョン管理と開発者間のコラボレーション
http://www.netbeans.org/features/ide/collaboration_ja.html

要素:table["products-navig-table"]/tr[2]/div/div/a[2].href
現在のリンク:/features/java/swing.html
正しいリンク:/features/java/swing_ja.html
備考:ページ右メニューの『Swing GUIビルダー』

ページコメントサーバでは、サイトに付けられたコメントの管理やHTML変更イメージの作成、コメント者のアクセス管理やお礼の返信など、様々な機能が用意されています。


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