2008年10月18日土曜日

MashupEX 〜 Mashup Awards 4

いよいよ今週末(2008/10/19日曜日)に表彰式が行われる『Mashup Awards 4』

残念ながらエントリーはさせて頂いたものの、力及ばず、いや、全く及ばす、未だ完成に至っておりません。それどころか、Ruby on Railsの習得もままならない状況。お恥ずかしい限りです。

さて、言い訳したところで恥の上塗り、その辺りの苦労話はモノが出来て時間的余裕ができたら白状していきたいと思います。今後は来月中旬完成を目指し、最低限エントリー作品の完成にはここぎつけたいと思っておりますが、ここにそのサイトのあらましを記しておきたいと思います。

サービス名;MashupEX(マッシュアップエックス、またはマッシュアップイーエックス)
URL:www.mashupex.com
概要:各社ご提供WebAPIを気軽にお試し。取得情報を地図や表に表示。

MashupEXはEx〜のためのウェブアプリケーションです。Ex*な言葉にはExperience(体感),Exploreing(探索),Exchange(交換),Exclusive(じぶんだけの),Extension(拡張)など、Mashupを通じて得られる新しい何かを表すものがたくさんあります。

「このあいださ〜、あたし〜、なんか〜、%'$`$#0)!のアッピー(apiのこと?)を〜、"#)$0(とイクスチェンジして〜、あと%8(#$)でプチエクステ?しちゃったんだけど〜、それって結局エクスクルーシブじゃん?ロングテール的には〜」

みたいな光景が代官山界隈で普通になるよう、What's EX? ( ワッッツエッックス、ハァン?)としてAtom(アトム)でPushしていきたいと思ってます。

なぜ代官山かというと、このプロジェクトの拠点があるから。代官山を大マッシュアップタウン、マッシュアップのメッカにするのが私の次なる野望です(もちろんジョーダンです)。


MashupEXって一体、どんなサービスなの? ね? ねぇ? ねぇえ? by ミシェル

昨今のWebAPIは非常に優れたRESTfulな使い勝手の良い秀逸なサービスが多いのはご存知の通りです。でも例えばXMLで返ってくるものをそのままブラウザで見ても、あんまり見やすくない。そこでこれを地図や表にしてもう少し見やすくすることで、手軽に、あ〜なるほど的にWebAPIを理解できるようにしようというサービスです。

もちろん秀逸なMashupアプリケーションには、地図だ表だなんて全然関係ない、私なんかが思いもつかない、ユニークなものが沢山あると思います。ですから将来的にはあらゆるインフォグラフを取り込んでいけたら、とても贅沢なことだと思います。

それともう一つ、Mashupですから、複数のサービスとの重ね合わせや絡み合いが大事というか絶対条件だと思いますので、それがお手軽にできるようにしたいですね。色んな情報を重ねて表示したり、最初に得た情報から次の情報を引くとか、そういった「組み合わせ」を簡単にできるようにすることが、サービスにハーモニーや奥行きを生んで、人をワクワクさせたり楽しくさせたりすると思うんです。そしてきっと自分だけの発見も生まれるはず。

それってpopflyでいいんじゃない?とかそっちのほうが圧倒的にかっこいじゃん、と思ったあなたはまったく正しい、その通りだと思います。まあ私自身popflyを使ったことがあるわけじゃなく、いろんなレビューを見た感想でしかないのですが(safariでいくとサインアップに失敗する)、あれはおそらく凄いと思います。じゃあなんで?

それは、私の作品として、独自のテーマがあるからです。その中でも今回MashupEXとして表現したいのが「自分が扱いやすいレベルでの抽象概念で表現する」ということ。

例えばIntegerという型は非常に抽象的なわけです。クラス的にはここから何かの番号やID、日付、順位など、より具体的に表現することができます。具体的になれば、その情報の意味が理解しやすくなります。しかし一方で、都道府県IDのようなローカルルールに基づく具体化よりは、都道府県名のほうが分かりやすいでしょう。しかし、都道府県名で処理しようとすると、それはひらがななのか、漢字なのか、データ上のエンコーディングはどうなるのかといった、実装上の問題、つまりコンピュータ的にどうなのよ?ということになってきます。ですから通常は
都道府県を番号で表現してますといった注釈とともに、数字でコンピューティングするのが一般的なわけです(無論私見ですが)。

つまり、コンピューティングにおける概念には、人の解釈とコンピュータへの実装との分岐点があるわけです。さらに言えば、人と人の間にも隔たりがある場合があるでしょう。

これを私の主観による概念で処理し、さらに各ユーザ毎の主観で処理し、その中の共通性で処理する、それが「自分が扱いやすいレベルでの抽象概念で表現する」ということなのです。

まあ、こんな抽象的な話をつたない文章力で図解もなく書き綴ったところでどうにもなりません。とにかく早く実装して、一人でも多くの方に使って頂けるようにしたいと思っております。そしてWhat's EXに「食べログで行く、香港2泊3日食べ歩き。〜セレブ編〜」と入れたいですね。

※香港現地の情報は今日現在食べログさんには載っていないようです。
※本当にこれを載せるとしたら、内容的には「香港に行ったつもりで、チャイニーズ三昧」とか「香港で出会った日本の隠れた名店探しの旅」かな。

それともう一つ、オープンソースにすること。一口にオープンソースといっても、よく見るとライセンスが色々あって、JavaScriptを多用することを考えるとどこまで可能なのか、現時点では分かっていません。しかしMashupEXとして私が作成したソースはすべて公開する予定です。それはMashupEXだけではなく、Cafe2.0 CONCEPTO Oliva プロジェクトの基本です。

さて、当面の目標ですが、
1.1. Yahoo! JAPAN様の地図を使えるようにする。
1.2 手頃なリスト(リストビューやテーブル)表示ができるようにする。
1.2. RESTfulなWebAPIを使えるようにする(初版は埋め込み)。
1.3. 抽象概念をファミリとして使えるようにする(初版は埋め込み)。
1.4. 各種データをプロファイルという形で統一的使えるようにする(初版は埋め込み)。
1.5. WebAPIの各パラメータをファミリ化する(初版は埋め込み)。

おっと大事なことを忘れてました。進捗報告を行うためにも、
1.0 What's EXをAtom(RSS)で配信できるようにする。
を追加します。

リストについてはこういうのが欲しいというのがあるのですが、それが出回って無ければ何とか自分で作りたいと思っています。

ここまでできたら自分のイメージとWebアプリケーションとしての実装上のギャップがよくわかってくると思うので、それ以降はまた検討しなおしますが、現状は次のように思っています。

2.1. 埋め込みだったものを登録して使えるようにする。
2.2 複数のAPI呼び出しを保存できるようにし、後で呼び出して使えるようにする。
2.3 複数のAPI呼び出しを重ねて(マージして)表示できるようにする。
2.4 APIの呼び出し結果を元に、次のAPIの呼び出しができるようにする。
2.5 JavaScriptを駆使したAPIに対応する。

ができたら、
3.1 JavaScriptを駆使したAPIを登録して使えるようにする。

4.1 CSSを登録して使えるようにする。

5.1 カレンダーにポーティング
5.2 ブログにポーティング
5.3 SNSにポーティング

その他、ユーザ管理(ログイン)とか、ファイルに保存とか、サーバに保存といったオプション的な機能も、行き当たりばったりで追加していきたいと思います。


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