2009年3月4日水曜日

マイクロフォーマットと共通語

私の兼ねてからの理想の1つに、『他国語で聞いて、母国語で話す。』というのがあります。ゴスリング風に言えば『Listen foreign, Talk Native』でしょうか(SpeakよりTalkの方が砕けてていいかと)。

例えば今ここに日本人、アメリカ人、スペイン人、フランス人が1つのテーブルに座って会話をしているとしましょう。彼らはそれぞれ話すときは母国語を使います。でもみんな日本語、英語、スペイン語、フランス語を聞き取る能力が十分あるので、普通に談笑できるのです(ときどき文化のズレが空気を切り裂くこともありますが)。

そういう風景が日常的にあったら、楽しいでしょうね。もっとも実際そうなったら、案外退屈かもしれません。日常とはそういうものですから。ただそうなれば話すときは母国語で良い訳ですから、つたない発音で恐る恐る発声する必要はありませんし、少なくとも言いたいことは言えます。

思えばタモリさんの4カ国マージャンがそうだったかもしれません(定かではありません)。

昔、TVCMで列車の中の向かい合って2人づつ座る4人掛けの座席に外見は日本人じゃない人たちが、流暢な日本語で会話しているのを見て、とてもビックリした覚えがあります。そういう光景を見慣れていないので、とても不思議な感覚でした。

マイクロフォーマットも素晴らしいみたいですが、マイクロコード、言語、OS、文書ファイル形式等々、どれを取ってもみな1つにするのは好みじゃないんだと思います。HTMLですか? WDでちょっとかっこいいサイトのコードを見ようとすると、大概Flashになってませんか?

JavaFXもこれから頑張るでしょうし、それらは単なるページ要素ではなく、それ無しではページ(サイト)が成立しない重要なものですから、今後もブラウザを舞台に、あるいはブラウザ自身に、もう一波乱も二波乱もあるでしょう。

私はと言えば、まずは(X)HTML+CSS+JavaScriptでAjaxなサイトを簡単に作れて、簡単に情報交換できるアプリケーション=MashupEX!の早期実現に向けて全力を注ぎます。

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