2008年11月13日木曜日

ローカルファイルに保存する

これはブラウザプラグインかローミングじゃないと無理。

ウィッシュリストやリマインダ機能がないサイトの情報を自分で管理するための仕組み。商品ページが変わったるするとそのままでは使えないが、情報としては残るので、そこから商品の再検索などができるし、Tipsに『そのとき私はこれがほしかった』を入れておける。ぜひこれをブログパーツにしたいところ。

最終的にはマッシュアップできるのが望ましい。それを一旦ローカルファイルを経由するというのも、仕組みとしては面白いかもしれない。もちろんこのローカルファイルは本質的にいうと、そのサイトの外にある、ということなので、ローカルのさす場所が実はネット上のユーザドメイン(ブログなど)を指すことも論理的には可能。これがマッシュアップとは言えないのは、通常(現状)のマッシュアップはサイト主導なので、サイト側がマッシュアップサイトになってる必要があるから。

例えばオープンマッシュアップAPIがあったとする。買い物サイト自身ではウィッシュリストを持っていない。そこでOpenMashupAPIのユーザメッセージにそのサイトで買い物に必要な情報、例えば商品ID(独自の商品IDで構わない)や値段などを送信するためのJavaScriptを呼び出す1行をボタンなどに貼付けておく。

このJavaScriptはユーザメッセージを受け取ることができるサービスをプリセットしたりできるオープンソースなコードで、現在よくみられるブログやブックマーク,SNSなどへの接続と同じ類の物になる。ただここに汎用サイト指定やファイルに保存も追加して、拡張性を高めておきたいところ。以前USTREAMで使っていたメニュー形式のものが近いが現在USTREAMでは使われなくなってしまったので、あれが『何』だったか分からなくなってしまった。

ウィッシュリストを構築する方が簡単だしユーザの嗜好もわかってマーケットに活用出来る有益な情報が自分のところにだけ得られる、というならそれもいいだろう。しかし外に情報を出すことによって、ユーザは様々な利用が可能になる。ウィッシュリストも1つではないし、リマインダ機能も1つではないのだ。ブログやカレンダーと連携したり、他のリマインダに連動したり、それを様々な店舗間で比較したり。

そういう機能が囲い込みを阻害する場合もあるだろうが、そういう機能が主流になったら逆に取り残されてしまう。もちろん、よほどその店の商品やサービスに自信があれば別だ。


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